2013年03月14日

リコメンド(Google+にて)

こういう場合「どんなのが好き?」とかそういったこと抜き、独断で。

〜ライブ編〜

「ライブ」ということになると、どうしても洋楽方面に偏ってしまう。残念ながら邦楽は「音源(CD)の再現」に注力した演奏、つまり「即興性の高い(ライブならでは/一期一会の)演奏」を行っていないタイプが多く、とりわけ、メジャー(ライブビデオが発売されるクラスの)には、ほぼそういうタイプしか居ないからだ。つまり極論「どれを見ても大して変わらない(よくも悪くも「安定感」)」、特に近年は(まあそこは結局「オーディエンス(大多数)が着いてこられない」というのがその原因・問題のような気もするが…それはここで論じても仕方がない)。

さて。数多あるけど、俺が愛好するミュージシャンのうちから、特に感銘を受けたLIVE VIDEOを幾つか、YouTubeの協力を得つつ(笑)以下に挙げてみたいと思う。

ジミ・ヘンドリックス『ライブ・アット・モンタレー』
彼ほど映像でこそ本当の凄さが伝わる人も他にいないんじゃないか?なんて思う。俺は初見がこのモンタレーだったのだが、いまだに最も好きなジミの記録映像だ。「バンド/エレクトリックギターかくあるべし」と教わったような気さえする。とにかく、あらゆる面で衝撃的だった。
The Jimi Hendrix Experience - Killing Floor (Live at Monterey) *HD*
ちなみに冒頭でジミを紹介しているのは、あのブライアン・ジョーンズ(ローリング・ストーンズ)。

イングヴェイ・マルムスティーン『ライブ・イン・レニングラード』
インギー自身の天才的ハイパースキル/サウンドを知るという意味では、これ以前(つまり事故以前)の作品のほうが望ましいのだが、「ライブショウ」ということでトータル的に見れば、選曲/演出的にも、バンドとしてのバランス/燃焼ぶりでも、やはりこれがベストパフォーマンスだろう。インギーも痩せてるしね!←
Yngwie J. Malmsteen - Rising Force (Live in Leningrad, 1989) HQ
ところで、よく見ると手と音が合ってなかったり、一曲中でちょいちょいギターが変わってたりさえするけど、まあライブビデオではよくあること、特に複数公演の場合は「よりぬき」になることしばしば(が、あまりやりすぎるとLIVE感が損なわれるので、さじ加減が大事)。

マイク・オールドフィールド『モンタレー1981』
アルバムとは最早別物と言ってもよいほどのアレンジ、即興、そして「人間味」。「ああ、バンド(合奏・協奏)っていいよな」って思わせてくれる、そこには「人対人」のダイナミズムが在る。
Mike Oldfield - CONFLICT - Montreux 1981
なお、マイクに関しては同ライブから、この部分もご紹介しておきたい。"あの旋律"が始まった瞬間の、オーディエンスの沸きっぷりがLIVEだなあ(アツいなあ)ってトリハダ。これまたアルバムとは全く異なる解釈/演奏。
Mike Oldfield - Montreux 1981 - Tubular Bells part 1a


〜映画編〜

これまた数多くあってこまってしまうんだけども…「日本の、特に今の若者の多くが観たことないであろうと思われるもの」に絞ってみようと思う。で、さっきの〜ライブ編〜では洋に偏ってしまったので、こちらは邦をメインに据える。

【邦画】
『七人の侍』
映画という総合芸術/娯楽のダイナミズムの全てが此処には在る!初見は14インチのショボいTVでだったけど、にも関わらず圧倒的臨場感にふるえました、まるでもうその世界に居るかのような。ちなみに途中で「休憩」が入るんですけど、そこ飛ばしちゃダメ!そこがまたイイんだ、音楽が素晴らしいんだ、それを聴くころには既にその世界の住人になってるから滅茶苦茶熱く響いてくるんだ。

『ゴジラ』
言うまでもなく1954年の第一作目(ちなみに上記の七人の侍も同年)。あからさまな"子供向け"時代も含め、娯楽作品としてシリーズ総じて好きなのですが、これはやはり別格、「特撮/怪獣映画として」ではなく、純粋に映画として別格。戦争の焦土から十年も過ぎていない時代だけにだろうか、全てが生々しい(焦土〜病院のシーンの悲痛)。この国がのちに原発事故を起こしてしまったというのは皮肉過ぎる。

『バウンス ko GALS』
90年代中期のコギャル文化を軸とした、青春ストーリー。いわゆる時のブーム/ムーブメントを題材としてるので、今見るとさすがにキビしいというか違和感をおぼえる日常的/文化的描写もあるけど、時代性とは無関係な「普遍的」で「大切な」ものがしっかりと描かれてる。当時においても「コギャル?」という事で敬遠した人もいるんじゃないかと思うけど、これは本当に良作。主役の三人はじめ、役者さんがたの、これドキュメンタリーか?と錯覚するほどの自然で生々しい演技が素晴らしい。

余談。ヘタにハリウッドをマネたような紛い物作る(ムダ金使う)より、こういう「会話ひとつでも面白い」ってのが、本来の日本映画の在り方/正しい方向性なんじゃないか?なんて思う。昨今そこが疎かになり過ぎなんだよなあ…昔の邦画って、その辺よく出来てますよ、ホント脚本が違う。いまそういう「気持ちのいい粋なセリフ回し」を無理なく作れてるのって宮崎駿と御大富野くらいしかパッと思い浮かばない(アニメ畑のほうがまだけっこうある/いるような)。まあ、役者さんが
醸し出す空気感も大きいんだろうな。余談でした。

なお、「非常に人を選ぶ」作品だろうなとは思うけど、個人的に思い入れ/思い出の強い、『精霊のささやき』も挙げておきたい。

【洋画】

まあとにかく「論より証拠(観ろ)!」ということでね。

『カッコーの巣の上で』

『この森で、天使はバスを降りた』

『リトル・ダンサー』

なお、「これは世代超えて多くが観てるかな」と思うけど、俺的必見作ということでやはり『E.T.』、『バック・トゥ・ザ・フューチャー三部作』、『レオン』、『ダイ・ハード(一作目)』は挙げておく。




(Google+より)