2013年11月01日

真面目に音楽の話です。

【JASRACの使用料徴収は競争を妨害…高裁(読売新聞)】

音楽振興の阻害もしてるよな。

ただ、YouTube見てると一部ユーザーの意識にも問題はある。無断転載・二次使用で収益得るとか盗人猛々しいわな、それを看過してる運営も問題だけど。

同じ二次使用でも、たとえばロックバーで支払う酒代やらコピバン観るために支払うハコ代やらとは、意味合いが全然違う(まあこれは個人的感覚というか希望的なものであり、現実的・理屈的には(特にそれを客寄せ商品として最大利用してる場合)微妙な線だとも、実のところ思ってはいる)。

おまけに、この場合の提供者は『動画をUPする』以外には、何の労も才も払ってない。それで代価を得るってのは、あまりにも厚かましい。いや、これは「自分で演奏している/アレンジしている」場合も同じだ。

俺も時々カヴァーをやらせてもらってるけど、それらについては絶対に収益オフで上げてる。オリジナルでも、画像等使用させてもらってる場合は(フリー素材及びオフィシャルコラボレーションを除き)オフにしてる。たとえば同じ拙作『ゲキカラさんが通る』でも、彼女のイメージを用いたバージョンではオフ。一応以下に挙げとく。

初版(収益オン)

『真』版(収益オン)

『真』イメージ版(収益オフ)

蛇足だけど…作者的に一番見てほしいのは『オフ』のやつなんだよね皮肉にも(笑)まあ、それで気になって/気に入ってくれたなら、よければ他2つも…って感じかな(それぞれ違いは付けてあるからさ

とにかく…そういう厚かましいことやってたら、いつしっぺ返しがきてもおかしくないと思う。取るってことは、取られる覚悟もあるんだよな?ってブーメラン返ってきたって不思議はない。それこそ、ライブハウスでコピー演奏するにも「演奏分○割支払え」とか、そういう息苦しくメンドくさい世界を招きかねない(※)。

業界の旧態依然、求めるものを提供しない姿勢。市場縮小の原因は、確かにそこにもある。でも、ユーザーも、「音楽が好き」なんだったら尚更、もうちょっと考えてみてほしい。あまりに厚かましい態度は、自分たちが自由に楽しめる世界まで縮小させてしまうかもしれないってことをさ。

『タダより高いものは無い』って、そういうことじゃないかなって思う、どっかでツケが回ってくるの。

これは、同人誌活動とかにも同じように当てはめて考えられると思う。愛情の解放にも節度は必要だ、愛あればこそ考慮すべきことだ。超えてはならない一線てのがある。

まあ、「そもそも本人以外が取り過ぎ(作家が業界に搾取され過ぎ)」とも、もちろん思ってるけどね、もう大前提的に『問題』として。


※ぶっちゃけ、個人的にはそれでもいいんじゃないか?と思ってるけどね、つまり正当な、オフィシャルカヴァーだよ。でも、それだと大勢が気軽に演奏楽しめなくなるから、やっぱり避けたいんだよ。自分でオリジナル作れる人しかハコで演奏楽しめない世界なんてのも、なんか貴族的でヤじゃんか。結果として、そういう世界(業界)も縮小しちゃうしさ。



追伸:これも当然『オフ』だよ!