2013年12月16日

私的『安堂ロイド』総括のようなもの(その一)

唐突な小田和正には賛否あるだろうな、それまで影も形もなかった『うた』で、演出的に本当に唐突だからな。実際俺も驚いた。

なぜ「驚いた」のか。

それは、他人の意外な一面、日頃は誰に対しても隠している、秘めたメンタリティを、目の当たりにした時の驚きだ。

たとえば…超人的能力で荒れ狂い、無敵のソルジャーぶりを発揮していた男が、いきなり子供のように泣きじゃくりながら心情吐露を始める、『ランボー』の、あの名場面を観た時の驚き。

あの『うた』は、鉄面皮の下に隠れハッキリとは見えなかった(見せなかった)、他人(観客)が初めて目の当たりにする、ARX-13というAIに宿った安堂ロイドという"人間"の露わな素顔、『詩情』なのだ。

俺は、そう受け取った。

一面的ではない感情の持ち主こそが、人間だ。

そう言えば彼の"本体"も、薄べったいチップではなく、透き通った多面体だったな。



これを起点に、この総括のようなものはランダムに、つづく





ed209 at 13:42│clip!@安堂ロイド