2015年01月21日

新しいとか古いとか、流行りとか廃りとか。そういう問題じゃあ無い。

昨日の続きとして。

ハードシャッフルやラン奏法(・ω・)近ごろ若手のみならずやらないっていうか出来ないと思しき人が多い(言うまでもなくやらないと出来ないは別)そもそもペンタ軽視だったりね。イマイチロックスピリットが感じられないというか、それはロックギタリストとしてはイマイチだなあと思う。

これは、昨日言った「ペタペタ」感にも通じることなんだけど…「呼吸」してない感じなんだよなあ、息継ぎ無しの早口言葉みたいっていうか(抽象的)…たとえば"拍頭A音にG音からのベンドで素早く入る"なら「一呼吸早く」入るわけじゃん?…(・ω・)わかるかなあこれ。

フルスケールをいかにキッチリ(譜割的に)弾くか?みたいなとこばかり注力してる感てのがあるよね。先日も言ったけど「常にオンタイム」というか…やはりフリーなブルース等に馴染みが薄いことも原因かもしれないな、"ライブ"じゃないんだよなあ、タイム感が。

ある程度スケールおぼえたら、とにかく自分なりに弾き倒すってこともしたほうがいいよ。整然と並んだ音符を追いかけるメトロノームメソッドみたいなこと(他人のコピー含む)ばかりしてたら、いつまで経っても機械的時間枠から抜けられないと思う。

もちろん、「崩す」には先ず「整然」を覚える、それは大事、それは「ただのデタラメ」とは違うからね。『自分時間』というのは、そうして創られるもの。

ついでに言うと。「ひたすら合理的で無駄が無い」ってのはつまり遊びがない、余裕が無いってことだったりもするからね(意味深)少なくとも「見た目」は問題じゃあ無い、結局大事なのは出てくる音のほう。でしょ?形から入るの大いに結構、でも、それを壊せない人になっちゃつまらない。誰かじゃない自分に成るって、そういうことじゃない?これはまたたとえ話だけど、某国の子供たちとか「いろいろ揃い過ぎてて気持ち悪い」って感じないか?(お察し)


念のため。俗に「ラン奏法」って呼ばれてるのは、昨日上げた動画の2:03やエンディングのリズムアウト後でやってるようなやつのことね?俗称みたいなもんで厳密な定義やらがあるわけでは無い。


では予定どおり、TAB付き解説へ