2015年01月30日

GEKIKARUMBLE with GEKIKALOVE



今回は順に触れて行きましょうかね、整然と(予定)

初っ端から。『ゲキカラさんが通る』を聴いて下さってる方には言うまでもない…ですよね?そのサビメロをモチーフとしてます、"大テーマ"ですね。『ゲキカラ2014』の記事で触れましたが、もうゲキカラというキャラクターを表す際のライトモチーフなんですね、俺にとっての。

『ライトモチーフ』の意味が解らないという方もいらっしゃるかもですが、これは後で触れます。

Bパート。一見(一聴か)「(ネオ)クラシカル」って思わせといてからのホールトーンがビミョーに気持ち悪いでしょう?(※感じ方には個人差があります)単なる正調ネオクラ(★)ではつまらんというかね、ここでハーマイオニー(・ω・)ではなくてハーモニックマイナーとか、いかにも過ぎるでしょ?

★と、言ってもまあそもそもリズム隊/ノリがこういうカンジの「ネオクラ」ってあんま無いかもしれんけど(よく知らん)

や、別に悪くないっていうか、むしろそれセオリーなんだけど、ここでのそれは「ゲキカラっぽくない」(※くれぐれも感じ方には個人差があります)。俺的には、ココがまた「ゲキカラっぽい」、その表現なんですよ、セオリー一辺倒じゃない異様さというか危うさというか浮遊感というか、予測不能、エキセントリックそこがまた魅力(なお、これは松井玲奈その人にも当てはまる、好い意味で「普通じゃない」)

で、これもやはり『ゲキカラ2014』の記事で触れてましたね>>ホールトーン。その箇所を直接引用はしてないけど、『共通性』を持たせてるってわけです。

このBパート、他にも多数の仕込みが。そのホールトーンの直後、やはり『ゲキカラさんが通る』でお馴染みの(?)あのシーケンスフレーズが顔を出します、そのあとには『ゲキカラさんが通る』のメインリフもシレっと登場。なお、ここのバッキングリフに『Rの迷宮』の面影を見たアナタは、もう立派な疾風船通です←

更に、シメの旋律(00:47あたり)、これ気付いたら大したもの(かも?)ここね、これ、『ゲキカラさんが通る』のAメロ(初っ端)を化けさせてるんですねー←ムツゴロウさん調で

とまあそんなカンジで、様々な要素を随所に用いてるわけであります。まず『テーマ曲』があって、そこから場面や心情に合わせ手を変え品を変え…という。映画サントラ的なアプローチと言えなくもないっていうか、そういう意識ですね。ある人物を描く場合、そこには共通性つまり人格の一貫性が無いといけない。まあ、そういったものが『ライトモチーフ』と呼ばれるやつです(☆)。

☆実際にはおよそ各々音型それそのものを指して言われますが、ここで理解すべきは概念。なお、主として人格またはそれに類する"キャラクター"に割り当てられることが多いです、対して、"場面優先"の手法/手段もあります。

あ、ついでに。リズム的に『原曲』と違ってるのは明らかとして、全編にスラップ用いたのは珍しいかな?かつてやってたバンドじゃそういう曲もちょいちょい作ってたんですけどね、「ひさびさぁー!」ってカンジ(これはわかる人だけわかるネタ)

なお、同じく「関連作」という位置付けの『Battle Rages On』も同様な思想のもと作られております、よろしければ併せて。


と、一応毎度のお約束で講釈垂れましたが(´ω`)蘊蓄など問題ではないのだ。あの発表で、いてもたってもいられなくなった。ただその想い、衝動を素直に吐き出した結果に過ぎない(快感)。そして蘊蓄よりもゲキカラさんそのものについて語りたい←


余談。今回、全行程が半日弱で済んだのは『コンパクト』だから。手抜きじゃなくてわりと真面目に「ループ前提」の意識が無意識的に(って変な表現だが)あったな…ここんとこクロノトリガーにどっぷりハマってた影響かもしれない(笑)

なお、タイトルは、これ書いた段階でっていうか第一報を知った時点で決まってました(直感)サブタイトル #ゲキカランブル はアップロード中にふと思いついた(・ω・)気に入った!←


次回、『ゲキカライジング』(予定)


後日【拡大版】を公開しました


【追記】
ライトモチーフに関する参考書…というよりテスト
(※Google+上の投稿に飛びます、そこから更にTwitterへ飛んでご確認ください)