2017年11月15日

2011年03月25日13:20

米ニスト


大衆の耳目が完全に原発(放射能)に向いてるからなのか、ニュース担当も"直ちに(笑)"重要とは捉えていないのか、mixiニュースじゃトップどころか奥に埋もれちゃってますが。

●福島県産野菜など輸入規制=水際で差し止め、安全確認―米●

●米国、4県産の牛乳や野菜などを輸入規制へ●

●各国で日本産輸入規制「放射能の恐怖、世界に拡散」―韓国メディア●

●仏政府、EUに日本産農作物の検査実施を要求―仏メディア●

などなど…まあ、もちろんこれも震災という引き鉄と、杜撰な原発管理という弾丸が引き起こした疵なのは間違いないんですけど。


「大丈夫」と言われても、実際たとえ大丈夫でも、「恐い」と感じたなら、また「食べさせたくない」と想うのなら。その自分の気持ち/感覚に従うが最善、無理強いなんてもってのほか。また、「それでもここを離れたくない」という思いってのも、やっぱ在ると思うんですよ(だから俺は「そこに居つづける人」を"責める"ことなど出来ません)。その上で、以下。



昔ほどではないにせよ、やっぱり日本製/日本産は、高品質で人気です。「高品質」ってのは「安全性」も含まれてるべきですし、そのように期待もされるもんだと思います。

たとえば自動車産業なんかと比べれば、商売としては地味だし利益も小さいもんでしょうけど、日本産食品て高品質/高級品として人気あるんです。それがいま「危険」のレッテルを貼られつつあります、それも「いま世界一危険」。自信に満ちてた人達も、いまや「中国産を嗤う」ことなどできません。

でもね、俺が一番心配なのは、海外に売れなくなる/外国の人たちが食べてくれなくなることではなくて、日本人が日本産を食べられなくなる、あるいは、「食べなくなる」ことなんです。

「たったいまここ(日本)でとれたジャガイモと、輸入ものの ジャガイモ、どちらを選び(食べ)ますか?」

報道に踊らされ恐慌状態で買占めに走ってしまうような人々なら、間違いなく後者を選ぶと思うんです。海を渡る間に芽が出てしまわないよう[放射線]を浴びせてあること、知ってか知らずかね。

「お米」について、関税下げりゃいいじゃんとか、もう輸入でいいじゃん田んぼイラネ的なこと言ってるバカヤローがいましたが・・・俺個人的には、米は原初にして最後の「砦」だと思ってるんです。精神論に過ぎないかもしれないし、右寄りな思想ととられるかもしれませんけどね。とっくに自給自足はムリな国家ですけど・・・やっぱりそこに、アイデンティティを感じるんです、「食」に。

日本人が日本の食を食えなく、いや、「食わなく」なったら。機能としての「国家」どころか、魂としての「くに」の、ひとつの「死」だと思うんです。

90年代、阪神大震災と地下鉄サリンは、「安全神話の崩壊」をもたらしました。そして現在、東北大震災と福島原発事故。日本という「ブランド」の上に在った自信の瓦解、技術・品質に裏打ちされていたアイデンティティの崩壊。いま俺が最も恐ろしいのは、それです。だから、とりあえず俺は金町浄水場の水で茨城県産米炊いて食うお(^ω^)うめぇ



「くに」とは、土と水だ。そこに毒を蒔いた罪は大きいが、これは 我々全員で贖罪しなければならない問題だ。そう、食材だけに←



蛇足。
拙文冒頭の引用記事(の見出し)、当時のソースは悉く無くなってる模様。それもまた"臭蓋"感あって、なんとも…(2017記)




ed209 at 21:36│clip!