2017年11月18日

2011年04月15日13:22

『ジブリ』つってもこれ


『耳をすませば』を除いて宮崎監督作ばっかで(苦笑)ほぼ久石譲ランキング

サントラが好きなジブリ作品ランキング

まあ実際、久石氏は素晴らしい。これまで殆ど語ったことなかったですけど、かつて俺、かなり影響というか、刺激を受けたんですよ。

一応、個人的に特に好きなのを挙げれば、ナウシカ、ラピュタ、もののけ姫ですかね(作品的にも)。どれかひとつと言われると、非常に困りますが…ここは敢えて、もののけ姫を推したいと思います。「一般ウケ」的には他に譲ることになるでしょうが…「日本」を、あれだけ雄大なサウンドで感じさせてもらっては、一押しせずにはいられません。伊福部さんや早坂さん彷彿。

(注:以下は、極私的な長い戯言です。)


作品ごとに世界観を汲みつつ、毎度しっかり「久石譲している」のが、先ず素晴らしい。

何より俺が「素晴らしい」と思うのは、現代作曲家にありがちな複雑さ(ともすれば教義・教養的自己満足)を微塵も感じさせないとこ。映画音楽に限らず、つとめてメロディアスで、誰もが(もちろん好き嫌いあるでしょうが)単純に「いい曲だなあ」と思えるものである点。

「単純」という言葉って、「〜よりも下」のように捉えられがちだけど、そうじゃないからね。それどころか、ものごとは、単純なほうが響く。

人間て、知識や技術を得ると、ついそれをひけらかしたくなるところがあるけど、すると、どんどん「単純」からは遠ざかっていく。たとえば、幼い子供には「感じ」られないものになったり、専門家でなければ理解できないようなものになっていくんだ。

学者「えー、皆さんご存知の通り」→皆さん「(シラネーヨ…)」みたいなの、ありがちでしょ。いかにも難しそうに言うのが好き、もしくはその様にしか出来ない人って、いますよね。

作り手自身、「複雑でないと(単純なのは)恥ずかしい」といった観念に囚われたり。いかにも難しそうなことをやって見せないと、「出来ないんだろ」と思われるんじゃないか?なんて恐怖心に苛まれたり。そうやって「単純(明解)」さを失くしていきがちなんだよね、「純粋な自分」を見失ってくの。

芸術を「芸術ですよ〜!アートですよ〜!高級高尚なんですよ〜!」とかやっちゃったらダメだと思うんですよ。経験上、まずロクなもんじゃない(笑)

・・・つまり、冒頭申し上げた「しっかり「久石譲」している」のは何故かっていうと、こういうことだと思う・・・って話なんです"単純"に言うと。

(宮崎氏の作品もまた(好き嫌い別として)「単純」であると思う。)

度々引用させてもらってますが、今回もこれでシメ。

「真の教養とは、再び取り戻された純真さに他ならない」(ゲーテ)