[疾風船]
2030年01月01日
ところで(ホントはね)
うん、やっぱり、どうも、再生音質が(本家Youtubeよりも)若干良い気がするんだよね、それに、広告が出しゃばってこないからね(※)
YouTube Music
HAYATEBUNE/疾風船
※併せて御目通しただけますと幸甚です。
2023年11月24日
狂おしいほどに好きな他人様の曲というのが幾つか在りますが
拙作『Rising Sun』、以前に書いたとおり30年以上前からの付き合いなんですけど、長らく「これ!」というイントロが付いてなかったんですよ、またアウトロもフェードアウトのスタイル(80年代後期〜90年代初頭らしく?)で。
心の内にボンヤリとアイデアは在ったものの、実現する術が無かった。それがPCを得て実現可能になった。この曲に出会ったのも、その時期、そんなタイミング。「思えばこの曲と出会ったことで現在の構成(完成形)に至った様な気がする」…と、ふと思ったので、ここに記すものです。THANKS & RESPECT
とにかく、"通し"で聴いてほしい名曲。
蛇足。後にセルフリメイクされたバージョンもありますが、やっぱり僕はこの初代が一番好きです、特筆しておきたいのはヴォーカル。後のバージョンと比べたら全然未熟な感じなんだけど、それがいい、その素朴な懸命さが、曲自体が持つテーマや熱さと相俟って、凄くいい。
この際もう一曲、触れておこう。
先のRage Your Dream同様『クラシカルなテーマで始まりテーマで終わる』ドラマチックな(と僕は思っているというか"そう感じる")構成。「きっとこれに影響受けたんだよなあ最初」と僕自身思っている曲。久しぶりに聴いたけど、やっぱり素晴らしい…グっときますね…これも必ず"通して"聴いてくださいね!
2023年11月09日
「自給自足」と言えば
なお、初期の模索を経て"起用"に到ったのは既定路線だったのです。
演奏動画っておよそ結局「教則もの」じみた見た目になるでしょ?もう色んな意味で飽き飽きしててね…「何かないものか」と。何より先ず僕自身が満ち足りることが重要なのでね(笑)
そして当然「既存客が離れる危険性」は織り込み済みというか承知の上。過去に何度も言ったけれど、ギター「しか」見ない聴かない、そういうところへむしろ『ふるい』をかけに行ったわけ。荊の道(笑)、だがそれがいい。
そもそも"無名(無銘)のオリジナル"に注目してくれる人は少ない、大勢が喜ぶのはカヴァーですらないコピーだから。それを延々と続ける気は更々無かった、ほっといても誰かがやる事だからね。加えて『見た目の均質化』これは端的に言って「つまらない」。故に変貌は(自己満足の為)必定だったというわけ。
ぶっちゃけ「音のみ」だって構わない、画面真っ暗だって構わないんです(実際それも経ていった)、なんたって『音』なんだから。けれど複合エンターテインメントってのもまた僕は好きなのでね。で、どうせやるなら通り一辺な「教則ものみたいな」映像では無くしたかったってのが大きい。
参考
初期
近年
笑っちゃうでしょ上、この同じような画の連続(笑)、下のほうが圧倒的に「楽しい」でしょ?(僕は楽しい)
圧倒的といえば昔のほうが数字は「圧倒的」なのだけれど、ハナから数字は目的じゃあ無い。「一銭の得にもならない」ところから始まってる根本的な、今昔『決定的な違い』です。
(生)演奏動画じゃないと「イジってるんじゃないか本当に弾いてるのか」なんて疑われるそれを嫌ってってのも多少あったけど、今はそれもどうでもいい「んなわけないだろアホか」と思うだけです(・ω・)例えば市販の音源聴くときいちいちそう疑ってるのか?と(まあそういう物も在りますけど)
今にして思えば、近頃の絵周りでの"AI生成"を疑われたりと似てますね、わざわざライブドローイングして見せなきゃならないみたいな(笑)
とは言え「弾いてるとこを見たい」って需要も理解してるつもりだし「それが好き」って向きを蔑ろにするつもりも無くて。だからMV版と演奏版の二通り上げたりする事もあるんです、手間は倍増するけど(笑)つってもMVのほうは多くをお任せ出来るのでマジ助かってる近年。
直近の例
MV版
演奏版
されどやっぱり飽くまで↑が本編↓は「オマケ」という位置づけです("全編"じゃないのも、だから)。任せっきりじゃあなく草案・ディレクションもしてますからね!ちゃんと総合的意図が在るんです。
この際ついでに言うと。↑の曲に関連した動画ザッと浚ったけど、バンドでライブ演奏してる人達が一組在った以外は、総じて"オリジナル音源"に重ねて弾いてるものばかり、また「ギターソロだけ」なんてのもあって実に残念だった。
「ここまでやって漸く『カヴァー』だ!」と言いたいね(言ってるが)
ここで言ってる『オリジナル音源』とはつまり「原曲」ってことですよ(・ω・)お間違えなく。日本のこの界隈で「オリジナル」って言うと「自作」って捉える人多いんで、念のため。
2023年10月01日
考察の途中ですが(ソラサケ)
元はと言えばこの曲、昔々僕がただ一度「自〇」を考えたほどに追い込まれた時期に…いや今その話はいい。
— ェド (疾風船) (@HAYATEBUNE_ed) September 30, 2023
色々と迷った末、僕自らの編集でMADとさせていただきました、歌詞がハマるなと感じたので。
積もる話は追ってブログで。
MV『ソラサケ』 #マジデスMAD #magical_mad https://t.co/wtirSmQbRX
なお
やっぱ未だ知らない人が少なくない様なので、再度。
— ェド (疾風船) (@HAYATEBUNE_ed) September 30, 2023
音質はね、本家YouTubeよりも"YouTubeMUSIC"のほうがいいですよ、だいぶいい(かなり違う)。広告で中断されるなんていう[音楽にとって最悪なこと]も起きないしね(今のところは)。#マジデス #magical_mad #マジデスMADhttps://t.co/6NjjAAHrvo
YouTube Musicで再生
『ソラサケ』こと『空に叫びつづけて』
2005年に作り、疾風船で幾度かライブ演奏しました。が、音源として完成させたのは今回が初です、当時は内覧デモレベルしか作ってなかった。
2005年に作ったと言いましたが、その原型、ここではAパートに当たる部分は1991年に出来てました、当時のそれは"A"のみをひたすら繰り返す、或る種ミニマルな曲でした(当時の音源まだ残ってますが現在抽出の術がないため…まあ、そのうちに?)。
それから随分経っての2005年、Bパート、Cパートと追加する格好での新生となったのでした。ライブで繰り返すうち僅かな変化はありましたが、概ね2005年時点で構成は完成しており、今回の録音もそれに準じた形です。
歌詞に関してもほぼ同様で、Aパートは1991年の時点で出来ていたものを流用(繰り返ししないぶん大幅削除になってますが)、それ以外は2005年に加えたものです。で、1991年に書いたそれは、当時テレビやらを通じてリアルタイムで見ていた湾岸戦争がモチーフだったんです、「自分が今あそこに居たらどんな気持ちだろうか」ってところで想像し書いたものだったんです。なので、削除となった部分(といってもその実"大部分"だったりしますが)は、その後の、つまり現在の当楽曲とは、まるで異なる物語展開をしています。
そして時は過ぎ2005年。改作/新生に当たり、そのままの世界観は相応しくない、世間的には褪せた出来事で何だか陳腐化もしてしまうし、当然、追加された旋律ともかみ合わない。そこで、"そのまま活かせる手法"を採りました、「テーマのすり替え」です。幸いにして僕の書く歌詞はあまり直接的でなく暗示的物言いが多いので(★)難なくすり替えることが出来ました。「戦争をテーマにした虚構」から、「自叙伝(実話)」へと。
(★"1991年版"として見ると、わりと直接的なんですけどね。例えば「目を眩ませる爆裂」とかね。)
それが、冒頭で引用したXポストで触れてる件。詳細省きますが1990年ですね、とにかく生きてるのが苦しくて(一応言っておくと病気です)本当に自殺まで考えたんですね、「死んだほうがマシかもしれない」と。けれどその寸前で心に浮かんだのは、"残された人たちの悲しむ姿"で。自分は迷惑かけてるだけだと想ってたけど、「これはそれ以上の苦しみ悲しみを皆にもたらしてしまうのかも」とその瞬間。そうして「苦しくても生きなくては」と。自分自身、もう一度会いたい帰りたいと。
と、そんな風に出来上がったわけです2005年。自分自身の実体験だけは「いつまで経っても褪せない」からね(笑)まあ何せ、どんなに辛くても物心両面で支えてくれた人たちがいてくれたから今ここに在るんです僕は。この歌には、その時の想いが込められています。
さて演奏動画にするか?疾風船のライブ映像を合わせる?いや風子に依頼するか?
考えた末(と言ってもほんの数10分ですが)「そうだ、マジデスMADだ!」と。あの物語/心情にマッチすると感じたんです。それに加えて「(YouTube)9まで続いてるとこ(10飛ばして)挟むってのはなんだか居心地悪いな」ってのもありまして(笑)ならばこれを10にしてしまえばいいな!と。で、思い立ったら即行動、今回は僕一人でマッハ編集完了でした。相棒にはサムネで参加してもらって。
(ていうかマジデスMADに関する記事って未だだったなそういえば・・・まあそれは追々。)
ここからは余談で与太話。
実はちょっと前から気付いてたんだけど。『アンインストール』との奇遇。
・イントロ(当方兼サビ)におけるベースライン
・Aパートの類似性(旋律音型、言葉の乗せ方、繰り返し)
・Bパートでのヴォカリーズ的用法、シメにおける#9(いわゆるジミヘンコード)
・ある単語を執拗に印象的に繰り返すサビ
主にこんなとこだけど、一人称「僕」だったり「あの時」って言葉まで重なっててね、なんだかシンパシーというかもはや何だかシンクロニシティだった。
不覚にも『アンインストール』という超良曲を知ったのはほんの数年前なのだけれど、ややあってから「あ、なんか似てる」と気付いたんだよね、不遜にも(笑)ていうか、もし仮にどこかで耳にしていたとしても影響は全く受けてないと断言出来るよ、何しろ1991年および2005年だし(アンインストールは2007年)、無論証拠も在る。
言うまでもなくこれは難癖でもなんでもなく、音楽的シンクロニシティの愉快痛快、そういうお話。
そんなわけで実は最初「アンインストール風アレンジのソラサケ」を演ろう(いわゆる"ネタ"で)と考えたのだけれど、そもそもちゃんと通した自身の音源を作ってない状態でそれはなあ、と思い直して(わかるであろう人も限りなく少数だし)、今回の仕儀と相成った次第。
念のため言っとくけど、本っ・・・当にたまらなく好き!声も素晴らしい!パーフェクト!
それだけに「理想的"POPソング"(もちろん好い意味で)その構成を想った場合、こうなる(なった)」って結果かなあなんて思ったりもする。そんな(僕だけの)シンクロニシティ。
明確に異なるのは、こちらは("作品主題歌"としての性格上)終始退廃的だけれど、僕のほうのは、やや希望を見出してるとこ。いや、「足掻いている」という点において、やっぱり同質かな。
では、この辺で。次回は順当に「マジデス考察」更新の予定。
2023年03月11日
凪
前略。
今回は、LiaさんのYou Are…(2004)をカヴァーさせていただきました。進んでカヴァーしようってんだから当然、言うまでもなく、とても好きな曲です。ネットでサンプル聴いてシビれ、発売と同時にゲットしたのでした、聴くと当時の空気までも再生されます、まだネットが「面白いばかり」の場所だった頃でしたね(意味深)
※視聴前に読むの非推奨※
今回の発端。
相棒が元気なさそうというか、なんだかちょっとマイってる様子だったので、「何かこう…なんかないかな」・・・ってなとこで思いあたったのが、この曲だったのです。
「ネット疲れ」って、ありますよね、僕にもあります、ていうか近年「まあテレビよりは見てるかな?」程度の距離感です、疲れちゃったんですよ、いや本当に…特にツイッター!( ゚ω ゚)彡もうね、掃き溜め、いや「吐き溜め」ですよ、もはや。見ているこっち"も"心が荒んでくるのです…あー今こんな話やめよう。
閑話休題。
まあ、そんなこんなで着手したのですが。どの様なアレンジにするか?の点は全くノープランのまま、先ず歌パートを作りました、NEUTRINOで。それをDAWのトラックに乗っけて、あとは感情の赴くままに紡いでいった。そんな感じでした(最初「原曲のようなスタイル」に向かいかけもしたのですが、早々に却下して)。
結果的に、これは、錦城薫オマージュかもしれない。
なお、最終局面でギターも加えようか迷った(実際に一部録音もした)のですが、バッサリとオミットして『弦楽四重奏+打楽器』でキメました。
あ、そうだ。原曲、聴いていただくとお分かりになると思うのですが、『ウタモノ』としては少々異色というか、歌(主旋律)を繰り返し楽しもうってぶんには、チョイとキツい構成なんですね(※批判ではありません「これはこういうスタイル」それだけのことです)。で、僕はその主旋律(詞含)が大変気に入ってるので、そこを抽出・特化したいという想いだけは、当初からしっかりありました。
一般的に、「『作曲』は、まあわかるけど、『編曲』ってよくわからない」そういう人、多いと思います。編曲ってね・・・つまり、こういうことです。
ぶっちゃけ作曲は誰でも出来ます鼻歌フンフフ〜ン♪でも「作曲した」と言えます(笑)けれど編曲はそうはいきません。なお、作曲イコール「編曲込み」の場合もあり、その際別途「編曲」と特に記さない事も・・・いや、いいんだ、ここでそんな理屈や蘊蓄は。
ただ少しでも、荒んだ心を洗う手伝いに成れたら、嬉しい。
以下、(わかる人はわかる、気付く人は気付く)細かいネタ。
※視聴前に読むの強く非推奨※
1:11〜 ヴァイオリンソロ。この出だし、ウリ・ロート(エレクトリックサン)の"FIRE WIND"、そのギターソロ冒頭を拝借してます。理由の第一は、当曲の主旋律冒頭と相似形であったこと。そして『風』という、エレメント。そんなわけでこれはもう最初から「どこかに忍ばせよう」と考えてました・・・結果ちっとも忍んでない!大胆だ!っていうか(ウリのプレイの素晴らしさ最高さについて語りだすと小一時間ほど止まらないので以下割愛)
しかしながら引用は冒頭のみで、あとは僕の独自。ヴァイオリン風サウンドに換えられてはいますが、スケール/フレージング、僕のギタースタイルそのものです。ちなみに先に述べた、カットしたギターパート、そこにこれも在りました、ユニゾンでね、けどバッサリカット(また別の機会に披露するかもしれません)。
1:29〜 このピチカート、原曲のアルペジオを踏襲。まあ匂わせ(笑)そしてまたここへの導入として、それ以前から忍ばせてはいるのですが。ここは敬意を表してのモロ寄せです。
2:17〜 ヴァイオリン奏でるこの旋律は、アレです。
そして更に
2:29〜 言わずもがな、ソレです。
これね、ただの悪戯ってわけでもないんです。2:16で終わりにするつもりだったんですよ、スパッと、「そして曲頭にループする」ってイメージで。けれど今日、作業再開して(一晩寝かせるのがマイブーム)、少し物足りないというか「もうひとくだり欲しいな(聴きたいな)」となりまして。で、そうこうしているうちにエンディングもしっかり作った、そんな次第(当初はリピートでフェードアウトさせようと考えてた)。
ホント、ただの悪戯ってわけじゃあ無いんです、「僕である証明」というか。もちろん、サプライズ的な効果も狙ってます、言わばファンサービスでもあります(笑)楽しんでいただけましたでしょうかっ!
では最後になりましたが、敬意を表し原曲を(イホウアップロードダメゼッタイ)
追伸(補記)
今回はビジュアルイメージも完全に僕の直感で独断ですが・・・Liaさんと言えばやはり「なにはなくとも先ず思い浮かぶのはアレ」・・・ですからこれはもう、なおのことでした。
2023年02月16日
それじゃ、始めましょう。
はい、音楽的に必要な情報は全て動画の中に揃って
ますからね、これ以上の説明などありませんよ?
…というのも些か突き放し過ぎですし、特別に
真髄を伝授してお開きにしましょう。
「なんかね、おくらっぽいやつ」
「なんか、ねおくらっぽいやつ」
出オチでしたかね、ヒヒヒ。
ギナタ講座 ─終─
2022年11月24日
なんだ…この、ガチムチの兄貴しか映ってないオープニングは…
それが初見の率直な感想だった。
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僕がこの手のMADを作る時、その意図は殆どの場合「この曲を知ってほしい」という単純な理由だ。
しかし、ただ聴いてもらうだけなら他に(正規のルート含め)もっと簡単な方法はある、それこそ恐らくは"YouTubeに転がっている"だろうリンクを貼れば、それで済む。
だが、それじゃあ「面白くない」、僕がね(笑)
発端は僕の「アニメの主題歌(※)的よさがあるよなあ」という感覚、そこからの着想構想。
(※ここで「アニソン」だと、また一寸違うかなあという思いによっての、この形容。近年の典型的類型的なアニソン手法となると、「それとはまた違う」ってなるんですよね…古い人間なもので。)
そういえば先ごろ丁度、相棒がこんなことを言っていた。
今度もっと長いアニメに挑戦したい
— 風子_A (@Girl_as_Gale) November 12, 2022
これはいいタイミングじゃあないか、と。直ちに共同作業を要請、思い立ったが吉日だ(無理を言ってすまなかった)。
そうして出来上がったのが、これだ。
↑プレイヤーから再生出来ない場合はこちらから。
僕の中では、冒頭挙げた「主人公一人しか出てこない」ベルセルクOPへのオマージュ。また同じく心の片隅に浮かんでいたのは、デビルマンのEDだ。通底して在るのは孤独、いや『孤高』である。…好きなんだよね結局、そういうのが(笑)
TVアニメOP「風」、とは言え「風」に仕立てるからには軸としてストーリーというかコンセプトの様なものは在るべきだと思うし、実際に在るのだけれど…そこは僕の胸中にしまっておく。各々胸の内で想像し補完していただく…ということで。雰囲気映像の羅列ではなく、歌も相俟って(なんせ"主題"歌ですからね!)、全てに「意味はあり」ます、深読みしてみて下さい(笑)
・・・というわけで、PINK『Don't Stop Passengers』
名曲です!琴線に触れるものがあったなら是非とも
"FULL"を聴いてみてくださいね、それが僕の望み。
蛇足。
絵作りについても少しばかり綴っておこう、その道の専門家でも無いのに口幅ったいが。意識したのは「リミテッドアニメ感」。最低限の動きで大きく動いて見える或いは「動いているように見える」そういうところ。何しろ根本がそれこそ"限定的"であるので、どうすれば「そう見える」かって部分言わば限定解除ってところでアイデアを出し合った。おかげで新たな発見もあり(特にカメラワークとエディットの併せ技)とても愉しかった。
また、素材は全て60fpsで作成したけど最終的落とし込みは30fpsで行った、敢えてだ。また更にノイズ(フィルムグレイン風の)も乗せてある、敢えてだ。…正直、近頃よく見かける「カクカク3Dアニメ」に対するアンチテーゼだ(大きく出やがった!)
あ、そうそう。冒頭クレジットなんですが、初め"STUDIO GALE"にしようとしたら、海外に同名のアニメスタジオが実在しましてね(笑)その後も思いついた名が結構カブりまして…そうして考えた末、風子の「風」と、僕の名字からの一片を合わせて『楓画(ふうが)』としました。これまた"スタジオ我画"オマージュかもしれない、結果的には。
2022年09月01日
その終わりにこそ相応しい
元はと言うと数年前の初夏、訳あって数十年ぶりに故郷を訪れた際の感情(感傷)の記録。
Beginning Summer of 2018
— ェド (疾風船) (@HAYATEBUNE_ed) July 24, 2018
in my old hometown
センチメンタルインストゥルメンタル(・ω・)ちょっとだけ pic.twitter.com/I93VFBtkwD
そして2022年。初夏に風子が仕上げた素晴らしい夏の原風景(僕はそう感じた)に心動かされたのでした。
二つの「せっかくだから」!
— ェド (疾風船) (@HAYATEBUNE_ed) June 29, 2022
あの画の良さに、せっかくだから初4K!
せっかくだから、"あの夏"をリテイク同封!
早くも猛暑でマジまいっちゃいますが(``)せめて心の夏は清涼に。
A Never ending summer dream
-c/w Someone’s distant summer (Re:)- https://t.co/69NHhNUZId @YouTubeより
じゃあ、また。
2022年07月25日
はじまりの森+
00:00 はじまり(★新録)
01:11 メインテーマ
03:16 少女との出会い〜小紫
06:05 花火
07:39 大団円〜スタッフロール
★今回「あらためて」の大きな理由が、この導入部、この『はじまり』を入れたかったからです。当時、公開を急いた為にオミットしてしまったことを、少しばかり後悔もしていたので。
All Songs from SNES "HAJIMARI NO MORI(Forest of Beginning)"
Thanks to #nintendo #nostalgictrain #cm3d2 , and FUKO
2022年07月20日
激しい夏の雨のあと
labyrinth"R"evisited は ラビリンスアールリビジテッドと、読んでください(希望)
過去からのタイトルの流れは無印➡アンリミテッド➡そして今回「リビジテッド」というわけです・・・が、これが真/最終版という想いで、本タイトルとしては以後これを無印同様シンプルに『Rの迷宮』と致したく。
アンリミテッド版を基礎として種々ブラッシュアップを行ったのですが、お聴きいただけば判る通り、最大の追加はボーカルです、漸くです(★)。「きりたんの一番イイ声域を活かせない(大きく曲キー上げるか下げるかしないと"丁度良く"ならない)のだけれど元キーを変えたくはない」というわけで、オクターブユニゾン等ひと工夫しました。
これ、実は数日前に一度UPしてたのですが、その後僕のミスが発覚したため、改めてのUPなのです。で、せっかくだからと更に細かく調整をしました。相棒には迷惑もかけたけれど、結果的にはこれでよかったと思います(反省はしている)。
誰かが「夏の雨ってイメージ」と言っていたけれど、まさにそれ、そういう想いでね。最後に激しい夏の雨のあとの"ハレ"を感じてもらえれば幸甚、「暑い」は忘れて(笑)
★彼/彼女らの想いの後押しが無ければ、こうして実現することは終ぞ無かったかもしれない、なにしろ僕は腰が重いからね(笑)や、ホント、あらためてここで感謝申し上げます!
なお、誕生の背景や曲想、演奏の云々等々に関しては『Rの迷宮』関連の過去記事を御覧願います。
【やっぱりYTMのほうが明らかに音がいい、鬱陶しい広告も無いしな。惜しむらくは本家YTよりもUI周りが悪いことか。】
2022年06月04日
夏・ノスタルジア
旅してきたら気持ちが高じたので、一曲披露します。これは、当時"近日発表"するつもりであったアルバムに収める予定でありました、2005年に書いたものです、"秘蔵もの"です。此度に当たり少しばかりの手も加えましたが基本そのまま、"想いのままは、そのまま"です。
僕は、とてもおばあちゃん子だったのです、命日も毎年忘れたことはありません(お墓参りには行けて無いけれど)。幼少期を過ごした彼の地に眠る魂。そして、今も夢に現れる、「知らないけれど知っている」その風景の原型は、彼の地であると確信出来る。原風景。僕もいつか、そこへと還るのでしょう。
画像はイメージとかではなくて、すべて実際の"彼の地"です。さすがに僕が居た時代とは変わっている部分もありますが、実に「殆ど変わっていない」です。ノスタルジックというか、こうして見ると、ヒトが想い描くノスタルジーそのものの様なところだな(笑)と思いました。
現実には、ほぼ半世紀。最後に訪れたのすら四半世紀前にもなるのだけれど。まるで最近も訪れたような、いやもう、さっきまで其処に居たような。ちょっぴり怖いような、けれど不思議で素敵だと思える、仮想の旅と記憶の融合。
Thanks to GOOGLE STREET VIEW
【追記】
夏に沸々と沸き上がる僕のノスタルジア、センチメンタリズム、或る種の執着というものは、彼の地での原体験、その影響大だと思う。勿論それだけにとどまらないけれど、その比率はきっと、かなり大きい。
それで、この曲なのだけれど、特に季節等を意識はしていなかった。しかし今回改めてみると「ああ、これは、夏だな」の感もある。
そうだった。ばあちゃんが亡くなったそのとき、夏真っ盛りだった。
2022年01月21日
そう、これは様式美。
と、"叩きつけるビート"を特に好んで強調しました。
それは例えば、レインボーオンステージにおける
スティルアイムサッド (´`*) そう、これは様式美。
かつて演らせてもらったカヴァー音源でもって文字通りREMIXさせていただきました、新たに足した音も方々に。当時の環境じゃあ今一つ想定に近づけなかったってのもあってね、今更だけれど。
まあ、想い付きは突然、いや、突然だから想い付きなのだ。
2021年12月26日
うん、自分らしい、いいギター弾けたと思う(当然の自賛)
過去作『Resurrection "ZERO"』のセルフカヴァー。
元々Resurrection "ZERO"って曲は意図的に、それまでの幾つかの曲のモチーフを取り込んでたんだけれど(☆)今回もまた。半ば頃のあれとか終曲間際のそれとか、深く長く付き合ってくれてる方々ならハッとする・・・かも?
☆この辺に関しては過去ログ方面ご参照。聴き比べも一興?
(以下はTwitterからのコピペ)
マトリックス新作の影響で”Resurrection”が流行りですが(笑)それとは関係無く。
今の気持ちを音に変え、本年最後の挨拶に代えさせていただきます。
皆さま、よいお年を。
ェド & FUKO
#selfcover 『Resurrection "zero"』
2021年12月15日
私と助手の趣味の世界 #2
【IMAGING MAD】
【IMAGING MAD】(音は先に挙げたモーコンカヴァー)
【IMAGING MAD】(出だしのみ僕が弾きました)
昔のスタジオ映像/音との組み合わせで。
『Rの迷宮』で。
【おまけ】Prelude "La Description du Monde"
ああ、なんということでしょう・・・
サボりにも程があるな・・・
というわけでここから暫くは、漏れてたものを、続けて。
で。こちらが「この際せっかくだから」の、全編カヴァー。
原曲完成度高すぎ&好きすぎで結局「概ね忠実」なのですが、随所に手を加えてあります。ラウドネス/タッカン好きな方には冒涜とも映るやもですが、「カヴァー」を名乗るからには独自性を盛り込まねば(「コピー」の域を出ない)という信条ゆえ。僕のおなじみ"敢えてのノータッピング"。
Vo.は2009年のライブから強引に抽出したもので、映像も当時の(同期は不完全)
2021年08月03日
2021年07月16日
遺言
友人の死。無論それ自体もだが、それを三年も過ぎてから知ったという事実が堪える。口惜しい。
「便りが無いのは元気な証拠」なんて言うけれど。会えるとき話せるとき、積極的にそうしておいたほうがいい。今そう痛感してる。
SNSってのも、ときに皮肉だな。
mixi。ついこの間、ここでの会話の流れでザッと覗いて「変わりないな」なんて思ったとこだったんだ。『伝言板』、あれ月日だけで、年の表示が無いのな。あれじゃわかんねえよ。
いつ突然いなくなるかわからない。会えるときに会って話せるときに話して、遺せるときに遺そう。長年マイペースに更新し続けてきたこの曲を、今この状況下で仕上げたのも、そう思ったから、そういう気持ちが働いたからなんだよ。遺言てのは生きてるうちにするもの、でないと出来ないものだからね。不穏に感じるかもだけど、むしろ前向きな行為なんだよ。
・・・それでもなお
死亡フラグみたいだからやめろと叱られた(笑)
— ェド (疾風船) (@HAYATEBUNE_ed) December 2, 2020
2021年07月15日
2020年12月31日
お礼とお詫び【HAYATEBUNE 重要なおしらせ #3】
代価を払って見て聴いてくれた方々、まことに申し訳ありません。
事の経緯は箇条書きにしたい。
Youtube「有料動画は2017年内で終了」とのアナウンス→それ以前の秋頃から保有者自身が有料動画を見られなくなる(「有料です」と表示)→色々腑に落ちないが年明けを待つ→→年が明けても有料制度終わってってないし相変わらず保有者も「金払え」と言われる(笑)→もう色々埒があかん、買ってくれた人には申し訳ないけど価格設定一旦削除して有償解除出来るか確認しよう→有償設定解除不能
ちなみにアナウンスでは「有料制終了後は自由に変更できます」とかも言ってたが…つまりやっぱり終わってねえんじゃねえか(``)振り回すのもいいかげんにしろよオイ
というわけでもうね、宙ぶらりんだわ頭来たわでね、いま載っけてるのは思い切って閉じて、改めて上げなおすことにした。
ゆえに、謝らなくてはならんのです。代価を払って見て聴いてくれた方々、まことに申し訳ありませんと今一度申し上げます。貴いお金を払ってまでご覧下さったその思いに対し、今後も自分の出来ること(音楽)でお返しして参りたいと考えております。
さて・・・
ああああもうほんまハラ立つわクソチューブ(``)先ずお前が謝れってカンジだわ←
あ、ちなみにぼくこのぶん一円も貰ってないから(・ω・)代金にしろ広告料にしろ一定額以上にならないと一円も貰えないのよ知ってた?つまり一部大手(額の大きい)配信者以外のあぶく銭は実質全部運営のアレになってるのよ、金融機関みたいやね、あぶくも集まればバカにならんからね塵も積もれば的に。
まあ、そんなわけで。該当作については順次リアップロードしていこうと思う今日この頃(・ω・)ハァ
この際ぶっちゃけるけど。今後はそういう人、代価を払ってでも聴いてくれる、聴きたいと思ってくれる人たちの為に…と考えてたのよ(・ω・)それゆえの、近年の版重ね/アッパーバージョン(有料)だったわけ。結局またも運営に振り回されておじゃんだが。
モノを眠らせおいてしまうのは嫌だからこうする事に決めたけれど、これでもけっこう断腸の思いなのよ、ほんと心苦しい(``)買ったばかりのものが大幅値下げとか無償配布とかした時のやるせなさみたいなもんは僕も知っているからな。本当に申し訳ないです。
そうして、もういっそ開き直ってグレードも上げることにした。せめてそれを楽しんでいただけたら幸い。では、間もなく後に。(以下が、その差分)
なお、これを機に"一本化"致したく、初版(無印)『Rの迷宮 -labyrinth"R"-』は公開終了とさせていただきます、ご愛顧まことにありがとうございました。
【追伸:あわせてごらんください】
【HAYATEBUNE 重要なおしらせ #2】
これは待ってくれてる人(主に海外勢)への私信みたいなものだった。もしかたら今冬…ただ、現在のYouTubeの有様を鑑みるに、公開形態を如何にするか少々迷っている。
— 穢土(疾風船) (@HAYATEBUNE_ed) 2016年12月12日
CODE:Lily https://t.co/AGdRKIbHNJ @YouTubeさんから
(以上を踏まえ、以下)
これを見越し、YouTubeにおける"有料コンテンツ"の試験運用を開始しました。それに伴い、無料視聴不可となった既存作品がございます、何卒ご了承の程。
— 穢土(疾風船) (@HAYATEBUNE_ed) 2016年12月26日
※大部分の作品は、これまで通り無料でご覧いただけます(特にカヴァーの類に関しましては広告収入含め"基本的に無償"を貫きます)。 https://t.co/EbDS2OOmQN
宜しくお願い致します。
補足。
一覧上でも該当作には価格表示されてますが、当該ページを開いても"いきなり課金"されるようなことはありませんので御安心ください。なお、モノによっては"サンプル動画"が流れます(もちろん無料)
追記
とか言った矢先(と言ってもいいだろう)「2017年内でPay動画/チャンネル終了」とかなんとか。相変わらずユーザー置き去りでコロコロ変えるよなYoutubeは。
【追伸:あわせてごらんください】
【HAYATEBUNE 重要なおしらせです】
わたくしこと疾風船、「コピー/カヴァーにおいて金銭的利益を得ない」を基本的信条としております(※1)が、このたび、下載のカヴァー作『Pirates of the Caribbean meets Rock Like a M.Schenker パイレーツ・オブ・カリビアン-彼こそが海賊- (2007)』について、収益化(著作権所有者との分配式)を実施することと致しました。
簡単ではありますが、以下に理由を述べさせていただきます。
今回の著作権保持の主張及び収益化の旨の通知が Walt Disney Company による正当なものであること。そして、現在もなお当該拙作を二次使用或いは無断転載し、そこから収益を得ているユーザーが数多存在すること。これらを鑑みての前向きな決断であります。何卒ご理解賜ります様、御願い申し上げます。
なお、閲覧/再生についてはこれまで通り無償となっております。但し冒頭で広告動画が再生されるものと思われます、ご不便をおかけしますが、この点につきましては御了承ください。
今後とも、宜しくお願いを申し上げます。(2016年3月17日 記)
と、いささか堅苦しくなったけど(・ω・)ぶっちゃけ大きいのは「横取りされてるのをよしとしたままでいいのか」ってことなんだよね(笑)「意地張っててもこれじゃあ損しかしてないな自分」と、ちょっと考え直したんだよね。まあ、したところで今更で微々たるものには違いないけれど。
それに、例の遺恨があるからね(※2)ここで、正当性というよりも正統性、それを持たせるには受けたほうがよいかもなって判断。これによって何かが多少なり変わるや否や。
うわ黙ってシレッと稼いでるよエラそうに言っておいてから!みたいに思われたらシャクだからね(笑)ってことで以上、ご報告。
最後にひとこと(・ω・)YouTube絶許(揺るぎない)
【余談】この件より前、YouTubeからクリエイターズデイとかいうやつの招待が来てて「ほう、タダメシ出るのか、なら行ってみっか」と思ったが(笑)山ほど抱えた運営批判を現場で抑えきる自信がないのでやめといた。や、それを伝える好機かもしれないとも思ったけどね?騒動に発展するおそれがあるからね(真顔)
【速報】まさかというべきかやはりと言うべきか…このあと早速モメてます :(;^'ω^).YouTube運営と関わると毎度ハラの立つことよ…進展あり次第、また。
【続報】
4月9日現在まだ返事ないんやで(^ω^)本当にキレると人は笑うんやで←
※1 これについては、こちらでご確認ください。
※2 これについては、以下(当該動画の説明欄から転記)をご覧ください。
そもそもは2006年にアップした小ネタだったのですが、好評を受けリメイクし2007年に公開した『パイレーツ・オブ・カリビアン・ミーツ・ロック(ライク・ア・マイケルシェンカー)』、これは、それの再アップです。2010年、300万再生目前にして【不当削除】されたことに対する『報復』です。
違反行為も無ければ(★)原作著作者からの申し立て等も無い。まったく理由不明(説明/明記無し)の削除でした。また、本作は動画として音源として世界中でいまだ二次使用されていますが、それらについては何らお咎め無く現在も存続しています、ただの『無断転載』までもが(更に言えば、この再アップも既に『なぜか無事』数年経っているわけです)。
★念のため申し上げておきますと、本作より金銭を得たことは当時も今も一切ごさいません。
手前味噌と申しますか不遜なようですが、当時世界で最初にハードロックアレンジし公開したという自負、またその後に影響を及ぼしたという確信もあります。事実、現存するものの多くが当音源をまま利用しているもしくは範としている、或いは、当方の名を冠して下さっています(これについては感謝しています)。
にも関わらず、まるで『無きもの』の如く遇してくれたYouTube運営には本当に憤りを隠せません。個人的には、古参ユーザーならご存知の方も多いであろう、あのカノンロック@YouTubeアワードにおける『パイオニア不在の不自然』も然りの思いです(故に、再アップにあたっては自ら敢えて【THE ORIGIN】を謳っております、「たかがカヴァー、されど」という思い)。
これは憶測に過ぎないのですが、まさに2010年頃『理由不明の削除』が相次ぎ、ユーザー間で取り沙汰された事がありました。時期の符合から鑑みるに、これもまた、その災禍に巻き込まれた格好だったのでしょう。それらが、単なるミスであったのか、何らかの思惑をもっての施策だったのか、知る由もありませんが、何しろ同時期からYouTubeがユーザーを無視した独善的姿勢を加速度的に強く示し始めたことは確かです。
ついでに申しますと、以降「検索しても(HAYATEBUNEは)表れてこない」という事実を近年、海外方面から多数御報告いただいております。
これら不透明且つ差別的な状況についてはYouTubeに再三再四異議申し立て及び問い合わせを行いましたが、終ぞ梨の礫でした。以来、YouTube運営のことは一切信用していません(それ以前から色々と不信はありましたが、これは決定的でした)。
なお、ネット上で、『HAYATEBUNE』の名を冠した本作のTAB譜やバックトラックが配布されておりますが、当方は一切無関係です。疾風船では私的信条に基づき、それらの配布は致しておりません。各所で流通しているそれらはすべて第三者の手によるものであり、その内容については一切保証も回答も致しかねますこと、何卒ご了承ください。
【追伸:あわせてごらんください】
2020年11月23日
諦めない人の詩
始まりは1986年。買ったばかりの初めてのキーボードを弾いていて思いついたのが、サビの旋律でした。でもその時は、そこ止まり。その全体像を想い浮かべる事も、実際に形にする力量も、まだ無かったんですね。
それから数年後、1988年、恥ずかしながら"辛い恋"をしまして(笑)その、遣るかたない想いを自分なりに整理しようとした時に、あのサビの旋律が蘇って来たのです、「これを『曲』にしよう(したい)」それが最初の、楽曲としての"全体像"の顕現でした。サビを除いては後の(現在の)旋律とはだいぶ異なり、またインストルメンタルという体裁でしたが、詞も原型は、この時に或る程度想い付いてはいました、特にサビ。
再び数年後、1990年。病を患い、大げさでなく「死」に瀕しました。その苦しさ、また、自身が周囲に負わせる負担(これを本人は「要らぬ迷惑をかけてしまっている」と考えます)。遂には自殺まで考えました、「自分はそんな"バカなこと"は絶対に考えない人間だ」という謎の自信があったのにね(笑)
でも、踏み留まれました。それを実行しようかという刹那、「迷惑に思われているだろう」と考えていた、自分の周りの人々のことが脳裏を過ったのです。「僕が死んだら悲しむだろうか、泣かせてしまうだろうか」そう想った途端、「生きねば」と、想い留まれたのです。
歌詞が完成したのは、この時期です、病床に持ち込んでいた音楽ノートに。
【追記】
題名が決まったのも、この時期です、↑の歌詞完成より少し前のこと。
それまでは、歌詞の断片こそ在ったものの「無題」の状態でした。
ちなみに、この一件に至る道程にもまた複雑な恋愛と波乱が絡んではいるのですが、それはまた別のお話。
まあ、そんなこんなで、「これは僕の心からの命のうたである」という自覚というか自負というか、そんな強い想いがあるんです。「これを描き続ける」そんな、僕のライフワークみたいなものでしょうか、そうやって変化進化してきています。でも「根っこ」のところは何も変わっていません。
実は、「2020年内、漸く正式にリリース」、"発売"するつもりでいたんです。けれど、この状況、この世情。いやはやまったく、ままならぬものです(苦笑)
2011年のあの大災害をはじめ、折に触れこの曲をピックアップしてきました、非力な僕の、せめてもの『想い』として。それでね、最近も「この曲を聴いて頑張ってます」と仰ってきてくれた人がいてね、もう本当に、物凄く嬉しいし、報われた思いもする。その"気持ち"に、僕自身とても鼓舞されるんです。
だから急遽「出す」ことにしました、もう無償で。無償の愛です(笑)
プロダクション的に至らない面もあり"声"も入っていないですが、それでも敢えて、いや胸を張って申し上げます。
「これが僕の想い描き続けた『RISING SUN』その完成形です」
なにせ昔は「想い描けても技術的に物理的に実現不可能」な事が多かったわけですが、いい時代になりました・・・これも生き延びたおかげです。ああ、生きててよかった。
【公開終了(後述)】
少なくとも、僕を(の)知ってる人には必ず最後まで聴いてほしい、なにせ僕の物語であり僕の"遺言"だからね。これは数日前、自分の誕生日がきっかけになってます、自分の命の残りもさほど多く無いなと意識もする年齢になり、いついなくなっても大丈夫な様、誰かに残るよう・・・ってな想いが強くなりましてね。もちろん、まだ当分逝くつもりは無いですが(笑)
かつて、この曲に寄せた、『明けない夜は無い、求める限りは』という文句。「明けない夜は無い」で止めとけばなんとなくスマートでカッコいいですが、そうはいかないのが僕という奴でして(笑)その解は、このMV最後のメッセージに在ります。
【同年12月24日追記】
有志の提案と協力を基に英語字幕(On/Off可)を付加、併せてサウンドのリマスター及び、ビジュアルの追加を行いました。これに伴い、上掲の版は公開終了と致します。
RISING SUN
-Waitin' For The Dawn-" (English-subbed)
Special Thanks to
横臥(訳詞協力)
風子(V-act)
ちなみに今回「英詞」にあらず(旋律に乗せることは全く考慮に無く)、また「意訳」も多めです。横臥の作成してくれた原稿は、日本語詞のかなり忠実な翻訳でしたが、散文詩的雰囲気や頭韻等を重視して、この形に落ち着きました(今後アップデートする可能性もあります)。
【2021年7月追記】
昼間"NEUTRINO"なるものを知りちょいと試してみたのだけど、凄いねこれ、特に何をせずともこの仕上がり、ちょっとビックリしたよ。 pic.twitter.com/NE0AkEgPu9
— ェド (疾風船) (@HAYATEBUNE_ed) June 13, 2021
・・・ということで、アップデート。
RISING SUN ~Waitin' For The Dawn~ feat."NEUTRINO"
本来うたものである当曲、やはり"声"が付くことで在るべき姿というか、リマスタリングも相俟ってコントラストが明確になった感。尚、その素朴な調子は、童歌の様な旋律に好くマッチした(と、僕自身は思う)。
【こぼれ話 2023.11 記】
2020年09月03日
Forest of Biginning
夏、ノスタルジア。
スーファミ最後期に発売された、知る人ぞ知る名作『はじまりの森』。残念なことに現行機ではプレイすること叶わず(※2020年9月現在)・・・今後の展開に期待と願いをこめ、佳曲揃いの中から幾つか、心象風景と共にカヴァー。
(製作/UPに前後ありましたが、ここでは物語の時系列順に並べました)
【2022年7月追記:これに伴い下記旧動画群は限定公開(既知リンクからのみ視聴可)としました。】
余談
— ェド (疾風船) (@HAYATEBUNE_ed) August 22, 2020
P4Gって『はじまりの森』オマージュなんじゃないかと、ふと思った(・ω・)特に主人公とマリー https://t.co/MTWpfKkyJX
2020年07月03日
"自分と向き合う"
「まさにそうなのだ、音楽してる時、僕にとって」
と、実感した一時でもありました。
とにかく大好きな曲でね、ゲーム(及びアニメ)中で流れる度涙腺が緩むのです。
基本は「原曲に忠実に」。カヴァーの際、第一に心がけてるのはこれ。変に奇を衒って突飛な調性持ち込んだりとかして"曲調"まで変えてしまう、そういうのは好きじゃないので。
その上で先ず、原曲においてピアノで表現されてるイントロを「ギターにしよう」というのはあった。あとは割と流れのまま、原曲という基礎を素直に捉え、それでいて『コピー』はせず、直感的に、気の赴くままに。オリジンのイメージ、"曲想"を損ねることなく随所に僕"らしさ"を重ね合わせられたと自負。
それでは、お聴きください、ペルソナ4より、『I"ll Face Myself"』。
以下、小ネタばらし(蘊蓄)
各コード進行を僕流に弄りもしてるんだけど、決して曲想スポイルしてないと思う。ていうかイントロなんてもう丸々、僕の持ち曲のそれと取っ変えてるんだよね、更にはそれの象徴的フレーズまでも加えてある、気付いた人もいると思う(いた)。他にも、"近似値高い"未発表曲(昔のもの)のモチーフを投影したりとか、色々やってる。
中盤でのガットによるソロは、僕としてはちょっと珍しいプレイかな?普段して見せることないから。ついでに言うと、Aパートのアコ(ガット)に関しては特に空間的な(というフンイキ表現)音使いを意識してる、いわゆる「不協和」な和声ね。もとよりエレキは基本的に剛腕、シンプル&ストレートな"パワーコード"を基礎として対比、そうしてコントラストを強めた。
終盤、ストリングス絡みの大サビにおける、原曲には無いエレキのハイトーン、その連続、ほぼノーマルストラト(21F)の性能限界に至ってるね、正直「いつ切れるか(1弦が)」とヒヤヒヤもした(笑)こう言ってはなんだけど、かなりのスキルが必要だよ(スキルとは何も所謂「速弾き」の類ばかりでは無いのだ)。ちなみに僕お得意の"小指ベンド"フル活用だ。
最後に。
これが、原点(原典)。
そして今回、特に構成基盤としたのが、こちらのバージョン。
言わずもがなの名曲…是非聴いて(というか、願わくばゲームをプレイして)、そしてまた改めて僕のバージョンも(その違いを)楽しんでいただけたら幸い。
【追記】2:43~の独自解釈に関して
上掲こちらのバージョンの2:46~に当たる箇所になるんだけど、ここはね、ペルソナシリーズとは切っても切れない繋がりのメガテンシリーズ、そのまさに原点である『デジタルデビル物語 女神転生』における最初のダンジョンテーマと言うべき"DAEDALUS"を引用したの、音型相似であることに着目してね。この、遊び心というか、メガテン愛というかATLUS愛というか…ここ、我ながら気に入り悦に入ってるところ(笑)
"DAEDALUS"
あ、そうそう、もう一つ小ネタ。拙バージョン1:56あたり(ガットのソロ直前のとこ)の「…AH~…」は『真・女神転生』オマージュ、わかる人はわかる、たぶん。
余談だけど、これの冒頭"AH"もメガテン味あるよね(笑)
【2021年7月15日 追記】
アップデートしました
2020年04月22日
サボりすぎたツケ
各詳細(と呼べるほどのものか怪しいけれど)は、それぞれツイートのツリー上にあると思うので、そちらを御覧いただきたい(手抜きをしてすまない)。
追記
ツイッターのツイート埋め込みが上手く機能してない模様、ココ(livedoorブログ)のせいなのかツイッター自体のせいなのか・・・まあ、どちらにせよ、ちょっとツイッターとは距離を置くつもりである。このところ目立って多い不具合のみならず、個人的にも色々不満つのってる(お察し)その上このご時世、今のあそこは精神衛生上きわめてよろしくない、いやマジで。それが今ここへと戻った理由でもある。
あせとんちゃんとこで見たファンアートの数々に触発されまして。#AIソムニウムファイル #aithesomniumfiles
— ェド (疾風船) (@HAYATEBUNE_ed) January 24, 2020
絵は不得手ゆえ、これしかない、これしか出来ない、いやこれこそは僕的最大級の賛辞であり愛情表現なのだ(・ω・) pic.twitter.com/YClpeP4qSi
小ネタ投下
— ェド (疾風船) (@HAYATEBUNE_ed) February 10, 2020
久しぶりにイングヴェイ聴いたらカッコよかったのでマネして。※寒いのでちゃんちゃんこを着ています
ここホンマ好きやわー(;ω;)アツい pic.twitter.com/NgJ2szTyJm
これについては、少し。
古くからあるいくつかのアイデアを試しに組み合わせてみたもの、そのうちキチンとした形にしたい(アイデア個別に語りたいことは色々とあるのだけれど、それはその時にでも)。
No Comment #HAYATEBUNE pic.twitter.com/2VpK1J0hrP
— ェド (疾風船) (@HAYATEBUNE_ed) February 25, 2020
ぶっちゃけ当時の仕上がりには満足いってなかったんですよ、でもその時の想いみたいなもんを破棄したくはない。で、現環境でもってリマスターを試みたわけですが…結果的には「新作」と言ってもいい(・ω・)「また?」とはお思いめさるな。ということでサンプル。
— ェド (疾風船) (@HAYATEBUNE_ed) March 7, 2020
全編はここhttps://t.co/dEbSv9hsPa pic.twitter.com/HrZ8ybaNs7
これはね、なんということはない、「あの有名なキメフレーズをハモる」っていう、それだけ。練習(?)中によくやってた遊びのひとつをちょっと録ってみたというね。なお、これとはまた別に「自己流アレンジでカヴァーしてみたい」と昔から思っていたりもする、あくまで未定だけど。イングヴェイの曲に関してはそういう想いがいくつかある。
いま触ってたらそれっぽくなったので上げ
— ェド (疾風船) (@HAYATEBUNE_ed) April 6, 2020
つまびき 竈門炭治郎のうた(ワルツ)#鬼滅の刃 pic.twitter.com/qz9X5WUlFR
↑の竈門炭治郎のうた同様、突発的なもの。なお、これをベースに一曲でっちあげてみようかと思ったり思わなかったり。
PERSONA2最近またプレイ始めて「ああそうだ!これ好きだったんだよ!」と。
これは、そのオマケ。
これは昨日のやつのおまけだからべつに劣化してもかまわない。いつも「練習」っていうよりは、大体こんなかんじという例。 pic.twitter.com/VdYaGDR6OP
— ェド (疾風船) (@HAYATEBUNE_ed) April 16, 2020
そして、↑からの流れで着手、勢い通したのがこれ。大好きな曲でね、いつかやろう、やりたいと、ずっと思ってた。
最後泣きそうになってしまったのは僕のノスタルジア。このところ続けざまに大林監督作を再見したことの影響もあるかも。個人的ハイライトはギターソロ。原曲では"打ち込み"で、ギター実機/人が弾くことを想定して作られたのか判らないけど、とてもよく出来ててね。それを極力忠実に、且つ、人間ならではの醸しを。
ちなみにこの曲にはゲームの版により幾つかのバージョンがあるんだけど、僕はこのThe heat haze of summer版がやっぱり好き、今回のカヴァーもこれが念頭にある。ただしこの動画ではギターソロはカットされてる、まあ探せばあるんじゃないかな、気になった人は自力で探して、どうぞ。
— ェド (疾風船) (@HAYATEBUNE_ed) April 18, 2020
原曲(ギターソロあり全長版)上がってたので貼っておきます(※PC版につきエロ画像あり注意)
以上!
駆け足のうえ雑もいいところでまことに申し訳ないのだけれど、ひとまずこれでご勘弁を(サボりすぎたツケをヒシヒシと感じています)