@クロノトリガー

2015年01月22日

カエルのうたがきこえてくるよ

※当記事は以下ニ篇よりのつづきであります。これらを先に御覧いただきませんと何が何やらサッパリのおそれがあります、っていうか真意が伝わらないので(・ω・)御手数ですが必ず先に御覧いただきたい、特に壱。





では、その上で。

※8分の12表記です、ご注意。
frog's tab HAYATEBUNE


そう、つまり『A』がペタペタ。ただ鳴らすだけなら、これでOKってやつ、もちろんポジションはこれに限らず(ギターには異弦同音がありますからね)。

で、『B』が今回俺がとったアーティキュレーション/解釈ってわけです、ご参考までに。AB突き合わせて見てもらえば分かると思いますが"Full"って箇所がベンドです、FULL=全=全音、つまり当譜例中のベンドは総て1音ベンドです。そして先ほど述べた異弦同音も活かしていること、お気づきでしょうか?またユニゾンベンドも出てきてますね。

あ、ひとつ注意というか念のため。2弦11フレット(B♭)これ誤表記ではありません、ここは普通2弦12フレ(B)半音ベンドでCがセオリーですが、全音ベンドにしたかった(半音ベンドじゃ「吹き上げ」感がもの足りなかった)その結果です。よって、特にここは素早く瞬発的に上げないとスケールアウト感出ちゃいます、まあ音価短いから実際ゆっくり上げてる時間も無いんですけどね(笑)

もうひとつ、大事なこと忘れてた!!今回の動画全弦半音下げチューニングです!一番先に言えよってね(笑)

といったところで…

所詮はこれもザックリに過ぎません。実際には(譜面には)表し切れない微妙なニュアンス、ゆっくり上げたり下げたり速く上げたり下げたり揺らしたり揺らさなかったりミュート気味にしたりしなかったり等々そして小技(いわゆるチョッピングは使いまくってますね我ながら)が多分に含まれておりますので、重ねて「ご参考まで」ってカンジです。目より耳、そして感性で(・ω・)お試しあれ&アナタのアーティキュレーションをいや音を探してみましょう。

まとめにひとつ言うなら

(・ω・)カンタービレ!(歌うように)







ed209 at 23:10|Permalinkclip!

2015年01月21日

新しいとか古いとか、流行りとか廃りとか。そういう問題じゃあ無い。

昨日の続きとして。

ハードシャッフルやラン奏法(・ω・)近ごろ若手のみならずやらないっていうか出来ないと思しき人が多い(言うまでもなくやらないと出来ないは別)そもそもペンタ軽視だったりね。イマイチロックスピリットが感じられないというか、それはロックギタリストとしてはイマイチだなあと思う。

これは、昨日言った「ペタペタ」感にも通じることなんだけど…「呼吸」してない感じなんだよなあ、息継ぎ無しの早口言葉みたいっていうか(抽象的)…たとえば"拍頭A音にG音からのベンドで素早く入る"なら「一呼吸早く」入るわけじゃん?…(・ω・)わかるかなあこれ。

フルスケールをいかにキッチリ(譜割的に)弾くか?みたいなとこばかり注力してる感てのがあるよね。先日も言ったけど「常にオンタイム」というか…やはりフリーなブルース等に馴染みが薄いことも原因かもしれないな、"ライブ"じゃないんだよなあ、タイム感が。

ある程度スケールおぼえたら、とにかく自分なりに弾き倒すってこともしたほうがいいよ。整然と並んだ音符を追いかけるメトロノームメソッドみたいなこと(他人のコピー含む)ばかりしてたら、いつまで経っても機械的時間枠から抜けられないと思う。

もちろん、「崩す」には先ず「整然」を覚える、それは大事、それは「ただのデタラメ」とは違うからね。『自分時間』というのは、そうして創られるもの。

ついでに言うと。「ひたすら合理的で無駄が無い」ってのはつまり遊びがない、余裕が無いってことだったりもするからね(意味深)少なくとも「見た目」は問題じゃあ無い、結局大事なのは出てくる音のほう。でしょ?形から入るの大いに結構、でも、それを壊せない人になっちゃつまらない。誰かじゃない自分に成るって、そういうことじゃない?これはまたたとえ話だけど、某国の子供たちとか「いろいろ揃い過ぎてて気持ち悪い」って感じないか?(お察し)


念のため。俗に「ラン奏法」って呼ばれてるのは、昨日上げた動画の2:03やエンディングのリズムアウト後でやってるようなやつのことね?俗称みたいなもんで厳密な定義やらがあるわけでは無い。


では予定どおり、TAB付き解説へ



ed209 at 10:34|Permalinkclip!

2015年01月20日

つまりこれはいわゆるひとつの、近年死滅傾向の「泣きのギター」って言うんですか?

(`;ω;´)王道YES

おお(`;ω;´)カエルよ… #熱い #クロノトリガー
kaeru


って、先日の上げてからクロノトリガーを再プレイしてましてですね、「ああやっぱり俺カエル大好きだ(キャラも曲も)」と改めて。これまた昔から脳内候補には在ったんですが、今がその時かなということで。



先日のは疾走HMってカンジでしたが今回は王道HRです。グランドリオン!(`;ω;´)俺のカエル愛を聴いてくれ。

てなこと言ってたら、IDがヘヴィメタルでワロタ。
http://youtu.be/HM-0eXiAZjc


それっぽい話も少ししておきましょうか。

主旋律。ペタペタと弾く(★)ぶんには何ら難しくないんですが、原曲(スーファミ音源)の「吹き上げ」を表そうとすればベンド多用は必然的、途端に難しくなりました(笑)しかしこれまさに「ロックギター」らしさであるなと。顔ゆがめながら、っていうかぶっちゃけ泣きながら弾いてました(`;ω;´)感情最優先でもうグワッ!と。勿論もっと弾き込めば「更に込められる」自信はありますが、実質全行程を半日で済ましてますから…でも、このギリギリ感もまたよかったり、切羽詰まった感じというか(※個人の感覚です)

話変わって。原曲が一分弱と短いので、実際のとこどうなるものかと思ったんですが、そもそもループ前提で作られてるので繰り返しで問題無かったという感。その中でどう盛り上げていくか(ただの繰り返しにしないか)ってとこがポイントでしたね。

はじめ、中間部に独自の旋律を展開させよう(しっかり構築して弾こう)とも考えたんですが、やっぱ「ロックギター!」ってことで即興ソロをブチ込みました、数テイク重ねたうちのひとつですが、だいぶ気に入ってますこれ(※映像は"おおよそ"のアテブリです、念のため)、自分印も盛り込んで満足(´ω`)いつもオリジナル聴いて下さってる方なら説明不用ですね(たぶん)。ちなみに、自分固有の"指癖"の場合、即興であってもハモリ付けるのはわりと容易。

いやしかし…泣きのギターもそうですけど、そもそも3連曲やる人も異様に少なくないですか近年、オリジナルは言わずもがな、コピーですら(´・ω・`)カッコいいのに、燃えるのに。言うまでもない気もしますが、今回もまた『神』の御姿を心に宿しました、わかりますね?神、クッソ熱い泣きの3連と言えば神!(号泣)

とりあえずこんなもんかな?なお、1:03のPHは、カエルの声を表しています←


★ってのは、単なる音符byフレットを俺流に表したもの。で、ここではそれではなく、ベンドやらなんやらかんやら各種テクニック(表現方法)を動員しての表情付けをしてますよって話、アーティキュレーションてやつですね。もちろんペタペタが悪いって話ではありませんよ?それもまたアーティキュレーションには含まれます。それらは適宜であり個性(自己表現)であり…ってこと(無論、厳に指示/統一される事もあります)。たとえばここでは、イントロ/ヴァースの旋律は逆に『ペタペタ』してます、別々の表情を付けてるということ。ちなみに原曲では方や金管系サウンド、方や木管系サウンド(というか口笛イメージかな?)で奏されてるという"そもそもの違い"もあります。


【追記】
あ、そうそう。本編プレイした人ならわかってるはずだけど、ゲーム中では流れないんだよね、このイントロ(´;ω;`)サントラ初めて聴いた時の感動といったらそれはもう。


TAB付き記事へと向けつづきます



ed209 at 15:37|Permalinkclip!

2015年01月17日

ちょっとラヴォスのとこ行ってくる



さて、今回のあれやそれ。


ということがあって。



そしてそのデロリデロリから発展。



この様に相成ったわけです。

実質一晩でやりました、ジェバンニと呼んでもいい←

さてそのデロリデロリですが、原曲をご存じの方なら「なるほど」と思っていただけるのではないかと。ふとやってみたら開放Aが使えたので「おおこれは」ということでね、いっそやるべし!となったのです(・ω・)これまでにも脳内候補には幾度かあがってたんですけどね、時がきた感じっていうか(ドヤ)見れば、奇しくも20周年!

で、アレンジしてくうち「この構成なら無くても(無いほうが)」とも思ったんですけど、やっぱり入れることにしました、原曲でも印象的だし、今回、事の発端でもありますし。そして、入れるからには「回さないと」というわけでね(笑)これまた原曲ご存じの方なら(ry

とりあえず、ここまで(また追記します)

【追記】
なんで「いらないかも」と思ったかというと。原曲ではあれがベースラインでもありアルペジオでもありで伴奏として重要なんですけど、そういう意味で今回のアレンジではオミットしても問題は無くて、ですね。まあ、そういった面で音量バランスの折衷点がちょっと難しかったってのはありました…が、しかし、原曲に忠実に「回し」たことで、ある種効果音的にまとまった様な…ちょっとサイケな感じ?(笑)

あと、特筆しておきたい点としては…今回、イントロのあの感じ(ドラムパターン)が真っ先に浮かんだんです、でも、原曲のスネアが、カッコよくて好きでね…どっちを取るかって迷った。しかし、やはり(せっかくアレンジさせてもらうのだから)自分の発想のほうを活かそう、と。…それでも、原曲のスネアパターン捨てがたく…ってことで、ギター&ベースに置き換えてみたんです(・ω・)気づいていただけたろうか?

あ、そうそう、あのデロリデロリも「まんま」では無いんですよ?ところどころ、今回のアレンジに合わせて独自に変更してます、念の為。

またなんか思い出したこと気づいたことあれば書き足します。

【追記2】


とは言え我ながらだいぶ気に入ってることは確か、特にドラム、1日仕事にも関わらず"パターンのコピペ"じゃない表情が表せたような。 #仕事が早くなりました こと2バス疾走ものってオカズで表情つけてかないと機械的でノッペリしがちだからね。

たとえデモであろうと、テンプレならべただけの(たとえば教則ものの伴奏)のようなのはイヤなんです、なによりそれじゃ先ずやってて愉しくないし。(・ω・)ドラムはメトロノームじゃないんだよ、それ自体大事な"曲の一部"なんだよ。

あ、念のため言っておきますが俺はテンプレの類は一切使いませんよ、その都度すべて手入力です、効率より想い優先←

ということで追記すると。

カヴァーするに当たっても、先ずドラム/リズムから優先的に考えます、ギター優先ではなくて。もちろん今回もそうでした、旋律が活きるリズムというのが大事だから。だから巷でよく見る『なんでもかんでも4つ打ちor2バス』って傾向は好きじゃない(安易だと感じる)

なお、原曲はいわゆるループするんだけど、さて、どう終わらせようか?と。で、導き出した解は、無調的で不安なテーマから上昇感を醸し長調でシメというね、ベタだけどパイプオルガンサウンドも相俟って。つまり、最後には『勝利』を暗示させたかったわけです。ただ曲を"切り離して"カヴァーするんじゃなくて、原作(作品)そのものの主題、またそれに対する自分の想いを大切にしたいからね。伝われば嬉しいのですが。

末筆になりましたが、俺的『屈指のラスボス曲のひとつ』であります! #世界変革の時


さてここで敢えて言いたい。カヴァーばっか注目する/されるのはガッカリするよね色んな意味で(・ω・)そんなんじゃめいじぇいのこととやかく言えませんぜ受け手も(意味深)もちろん、『ギターばっか』は言わずもがな。


【蛇足】
あっ(・ω・)かつてひとつ疾走系やったことあったの思い出した、バーチャロンのライデンの曲。これは原曲。初期のYouTubeは公開範囲の設定が無かったからやむなく消しちゃったの多いんだよね都合上。

数日後
勝手にCHRONO TRIGGER 20th anniversary第二弾!



【2017年追記】REMASTERED LOUD&CLEAR





ed209 at 23:32|Permalinkclip!